『寄生獣』に感じたこと。
石神です。
最近、このマンガがすごい!的な本で絶賛を受けている
『進撃の巨人』と『アイアムアヒーロー』を読みました。
どちらも絶対的な絶望の淵の物語。
そして、どちらの漫画も物語の序盤で
主人公は大切な人を失います。

そこで思い出されたのは『寄生獣』。
この物語でも、早い段階で主人公シンイチは母を失うのですが
その描き方が僕はとても好きです。 特に第12話「胸の穴」(完全版2巻収録)は絶品で
迫ってくる母の形をしたもの、
主人公シンイチの溢れる心情と
それに触れて、変化を見せるミギー、
と様々な要素が絡み合いながら一気に進んでいきます。
そして、追う第13話「出ない涙」でミギーは
非常にらしくない、不合理な一言を放ちます。
「いいんだな!?殺して」
本来なら、対峙した敵は排除しなければならないはず。
シンイチがどう答えようと、です。
しかし、この時ミギーは尋ねました。
それはミギーの中での成長ではないかと思うんです。
この漫画は恐怖だけではなく、
主人公たちの葛藤と成長が常に添えられています。
そこに感じるイニシエーション的要素が
読後にある種の清涼感を与えるのではないでしょうか。
最近、このマンガがすごい!的な本で絶賛を受けている
『進撃の巨人』と『アイアムアヒーロー』を読みました。
どちらも絶対的な絶望の淵の物語。
そして、どちらの漫画も物語の序盤で
主人公は大切な人を失います。

そこで思い出されたのは『寄生獣』。
この物語でも、早い段階で主人公シンイチは母を失うのですが
その描き方が僕はとても好きです。 特に第12話「胸の穴」(完全版2巻収録)は絶品で
迫ってくる母の形をしたもの、
主人公シンイチの溢れる心情と
それに触れて、変化を見せるミギー、
と様々な要素が絡み合いながら一気に進んでいきます。
そして、追う第13話「出ない涙」でミギーは
非常にらしくない、不合理な一言を放ちます。
「いいんだな!?殺して」
本来なら、対峙した敵は排除しなければならないはず。
シンイチがどう答えようと、です。
しかし、この時ミギーは尋ねました。
それはミギーの中での成長ではないかと思うんです。
この漫画は恐怖だけではなく、
主人公たちの葛藤と成長が常に添えられています。
そこに感じるイニシエーション的要素が
読後にある種の清涼感を与えるのではないでしょうか。
● COMMENT ●
はぎさん、こんばんは。
面白いですよね、『寄生獣』。
改めて全巻読み直して、リアルタイムで読んだ時より、面白く感じました。
ミギーは最後の「疲れるから自分で持ちな。」も感動しました。
ミギーとシンイチとの友情を描写するシーンは僕もとても好きです。
ちなみに今回、全巻見直すのにGEOのコミックレンタルを使いました。
気軽に読み返すのに貸本も良いですね。
はぎさん、もし読み返したら、改めて是非ゼヒ語り合いましょう~!
改めて全巻読み直して、リアルタイムで読んだ時より、面白く感じました。
ミギーは最後の「疲れるから自分で持ちな。」も感動しました。
ミギーとシンイチとの友情を描写するシーンは僕もとても好きです。
ちなみに今回、全巻見直すのにGEOのコミックレンタルを使いました。
気軽に読み返すのに貸本も良いですね。
はぎさん、もし読み返したら、改めて是非ゼヒ語り合いましょう~!
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自分も寄生獣読みましたが良いですよね。
人間と寄生獣の間に挟まれた新一の感情が
よく描かれていて。
最後の後藤との対決もうまくまとめていて
面白かったです。
ミギーは合理的な考えをしていますがいつの間にか
情のようなものがわいて来る感覚が好きでした。
もう一度読み返したいですね。