2017-06

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映画『容疑者Xの献身』の舞台、浜町を歩いて

hamacho2.jpg
 先にりんが写真入りで書きましたが、一緒に
『容疑者Xの献身』の舞台である地下鉄・浜町駅
から、石神や花岡親子の住む萬年橋たもとにある
アパートの辺りまでを、隅田川に沿って散歩して
来ました。
 それについて、僕も少しだけ感じたことを書いて
みようと思います。
写真は重複しますがご容赦下さい。

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 この写真は萬年橋です。
映画の中で使われた彼らのアパートはこの橋
のたもとにありました。
この橋は隅田川から流れる支流の、ちょうど
分かれ道にある橋で、写真は石神が橋を渡り
花岡親子と連絡を取る為に使った電話ボックス
のあった場所から撮りました。
左側に映画でも映っていた水門が、右側には
隅田川の本流が流れています。

 石神は通勤する時、この橋を渡らずに道路
を渡って川沿いのテラスに下り、清洲橋の方向
に川べりを歩いていきます。

sumidagawa3.jpg
 写りがあまり良くありませんが、遠くにかすか
に見える橋が清洲橋です。石神はこの橋を使
って隅田川を渡っていました。
 実はもう一本、萬年橋から新大橋を渡って
浜町に行くルートがあるのですが、車通りが
激しくて人の往来も多かったんです。
もしかしたら石神はそんなルートを敢えて避け、
少し遠回りになる清洲橋の方へと敢えて迂回
していたのかもしれないな‥と感じました。

kiyesu1.jpg
 これは清洲橋のたもとにある階段です。
ここを降りて、石神は隅田川沿いを浜町まで
ずっと歩いて行きます。

kiyosu.jpg
 防波の為のコンクリ壁がまるで城壁のように
高くそびえ立ち、行く道の所々には映画同様、
青いシートで作られたテントがぽつぽつと立っ
ていました。
この壁の向こうには日本橋のオフィス街が建ち
並んでいるのに、それが嘘の様に隅田川の上
を、秋にしては寒すぎるような冷たい風が幾重
にも通り過ぎていきます。
 石神が感じていた死への嘱望はこの風景の
中で少しずつ降り積もっていったのかな‥と
思いました。

 作中、石神は花岡親子を守る為に大きな犠
牲を払い、それを湯川は彼に「時計の歯車に
した」と言います。
でも、同時に彼も自分自身を歯車にする覚悟
でいたんですよね‥。それが初めからだったか
は作中で語られていませんが、恐らく最後の
ことを想定して計画を立てたと僕は思います。

 パンフレットの中に堤真一さんの言葉として
こんな事が書かれていました。
ライターの「もし完全犯罪が成立したなら石神
はどうしたのでしょう。」という質問に対し、堤
さんはこう答えています。
「石神はきっと、あそこから引っ越してたと思う
んです。彼女たちを自由にしたんじゃないか。
そういう愛情なんじゃないかな。」と。
でも、もしそうなったら、きっと石神からの一方
通行の文字通り、”献身”に終わったということ
ですよね。
そして最後に彼の計画が崩れた時、彼の”献身”
も終わったんだな‥と思います。


 そんな石神の精神世界に思いを馳せながら
の今回の浜町散歩、少し映画の世界観を補完
出来たような‥ちょっと得した気分に浸れた一時
を過ごす事が出来ました。

<文:石神>
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● COMMENT ●

石神さんりんさん、こんばんは。
こちらの記事に触発されて、
「ちょいと久しぶりに東野圭吾でも読んでみっか」
と言いつつガリレオシリーズを読んだのですが。
『容疑者Xの献身』を読み終えた今、心臓が痛くて眠れません。
しかし、この気持ちの持っていきどころがなく、
このような時間にコメントさせて頂いている次第です。
純粋な愛と、その結末。心がえぐられるようでした。
言葉にするのはとても難しいのですけれど、
あれだけの愛を受け止めることのできる人はいるのでしょうか。
私にはとてもできそうにもないです。

私も月9という言葉に拒絶感すらある人間なのですが、
映画をみにいこうと思います。で、少し頭を整理したいです…
長々と失礼しました。では。

「興味深いね。

武装ダイノスさん、こんばんは。
同好の士が増えて、僕もりんもとても嬉しいです。
小説版のラストシーンはとても胸に詰まるような切なさを
感じますよね。
僕自身も小説版を読んだ時に、ダイノスさんと同じような
感じになりましたから、お気持ちもよく分かります。
映画版を見て、ダイノスさんがどうお感じになったかも
是非、お伺いしてみたいものですね。
興味深いです(笑)

ドラマに比べると、とても原作に忠実に作られている本
作ですが、決してそれだけに終わっておらず、僕的には
原作で描き切れなかった部分-表情とか無の余韻など-
まで持ち併せた作品に仕上がっていると思います。
良い意味で原作と補い合っている、その部分を感じて
もらいたいなぁ‥なんて思っています。

あはは、ちょっとハードル上げ過ぎですね(^_^ゝ
でも、原作を知っていると堤さんの石神像は単純に
ちょっと面白いですよ。
映画見終えてから、また僕の作ったFC版の絵を見て
みて下さい(笑)

「…隣同士が同じ色になってはいけない」

武装ダイノスさん
こんにちは、はじめまして。(^^
私たちも今もまだ、「容疑者Xの献身」の余韻を引きずっているので、武装ダイノスさんと気持ちが痛いほどわかりますよ。
石神哲哉の愛は、他の方がどう感じるかわかりませんが、とても純粋でピュアなものですね。だからこそよりに切ない…。

私は、武装ダイノスさんとは逆で映画から入り、原作を読んだのですが、原作には原作の映画には映画の良さがあると感じました。映画もなかなか面白いですよ。私も月9のガリレオにはなんの興味を持っていなかったのですが、この映画は心から観に行って良かったと思いましたから。ますますハードルを上げてしまいましたね。(^-^;)

ぜひ武装ダイノスさんの映画の感想をお聞きしたいです(^-^)


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Author:石神弘一&りん
世界名作劇場の『愛の若草物語』の
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文章は、石神
絵は、りんが担当


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