2011-05

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プロポーズ

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すみません。久々の更新です。若草のお絵描きも一年ぶりかも
もうちょっとで6月。6月といえばジューンブライド。プロポーズ。


原作の続若草物語では、ローリーはジョーにプロポーズをしますがふられてしまいます。お互いに性格が似ているので似たもの同士は結婚には向いていない、とこの頃のジョーは思ったようです。
アニメのジョオとローリーはあまり似ていると思わないし、相性はいい方だと思うのですけどね…。


ルイザ・メイ・オルコットは、一生独身で過ごしました。
「続若草物語」も本当は自分と同じようにジョーを独身のままにしておきたかったそうです。

(読者は私と同じようにローリーとの結婚を望んでいたようですが。)

しかし家庭小説を望んでいた出版社には、受け入れられなかったようです。
なんといっても続若草物語のタイトルが「良き妻たち」ですからね。ジョーが独身という話は通らないだろうなというのは、わかる。
父親のようなベア先生と結婚させるというのは、オルコットにとって苦肉の策だったのかもしれません。
当時の評論家の間では、ジョーとベアは、「夫婦」と言うよりも「教師と生徒」のようだと指摘されました。
オルコット自身この二人を「馬鹿な組み合わせ」と言っていたとのこと。(ミルネバ書房「もっと知りたい名作の世界より」)

なんとなく続若草物語が苦手だったんですが、そこに理由があるんじゃないかと思います。
あんなに正直にまっすぐな若草物語のジョーに比べて、続若のジョーは、溌剌さがなく、見えない糸でがんじがらめに縛られて、もともと行くべきだった道とは違う道を無理矢理歩かされているようで読んでいてつらいところがありました。「ほら見て、ジョーはこんなに不器用で損ばかりしている馬鹿な娘なのよ」とオルコットが自嘲しているかのようで、ちょっと哀しくなります。


さてさてローリーの話に戻します。
求龍堂グラフィックス「ルイザ・メイ・オルコットの世界」では、オルコットが一緒にパリ旅行をしたポーランドの青年がローリーのモデルの一人とされています。
オルコットの友人?あるいは恋人だったかもしれません。オルコットの日記では、感じの良い青年のおかげでとても楽しい旅行だったそうですが、彼は、オルコットより12歳も年下だったため結ばれることはありませんでした。
オルコットは「彼は、私よりも妹にこそふさわしい」と思ったのかもしれません。

ジョーとローリーは、同じ年齢ですが、そういうところにもオルコットの複雑な想いがあると
感じているのですが…。考えすぎでしょうか?

りん
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